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鉄道を中心に日々の出来事や社会現象、植物の事などを記録しています。
3月14・15・16日 2009年春の青春18きっぷ旅行(岐阜・福島方面)第六回
 さて、今回は長岡駅を出発するところからお話ししようと思います。
 夜行快速「ムーンライトえちご」は長岡を深夜1時ちょうどに発車します。車内に入ってみると、殆ど満席でしたが私達の席はありました。まぁ、それは全席指定なのですから当然なのではございますけれど、本当に自分の席だけポカンと空いていて、不思議な感がしました。着席と同時に発車し、ムーンライトえちごは漆黒の越後路を疾走してゆきます。疲れていたので直ぐに寝られるかと思っていたのですが、それは的外れな考えだったようで、なかなか寝付くことが出来ませんでした。しかしながら、越後湯沢を過ぎると眠くなり、寝てしまおうと思ったのですが、清水トンネル通過時の轟音で寝られず、最後の記憶が水上駅の歩廊の明かりでしたから、そこで寝たのだろうと思います。目が覚めると大宮を出た直後で、次が降車予定の池袋でしたから、kyaputen_ryota氏(以下ryota氏と省略)を起こして降車準備に取り掛かりました。外は未だ暗く、池袋に近づくにつれて段々と薄明るくなってゆきましたが、池袋に着いた時も夜は未だ明けきってはいませんでした。それにしても車内が暑いので、私たちは降車準備が出来たら早めにデッキに出て池袋到着を待ちました。やがて、車内アナウンスが流れ、池袋には5:03到着。
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485系電車 快速「ムーンライトえちご」(長岡で撮影)


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快速「ムーンライトえちご」のヘッドマーク


 池袋ではryota氏と一旦分かれます。私はこれから常磐線を経由し水郡線に乗りに行きますが、ryota氏は既に水郡線に乗っているので、ここで私とは別れまして東北本線にて撮影をしながら北上し、水郡線と東北本線の合流駅である安積永盛にて落ち合うことにしたのです。池袋駅の歩廊にて別れ、私は常磐線の始発駅である上野に向かうため、山手線に乗りました。ryota氏は埼京線にて大宮に向かったようです。上野に着くころには薄暗いながらも夜が明けきって、いよいよ大都市の始動です。私は常磐線のホームに向かい、夫婦喧嘩中の賤しい夫婦の横をすり抜けて6:04発の常磐線普通列車水戸行きのグリーン車に乗り込みました。平屋席に座り、携帯のバッテリーも怪しくなってきたので「業務用」と書かれたコンセントでもって携帯を充電します。オートキオスクで買った朝食のパンを食べているうちに発車となり、グリーンアテンダントさんが車内改札に来ます。私がグリーン券を渡そうとすると、「コンセントは業務用ですので、申し訳ありませんがご利用になれません。」と言われてしまいました。前に高崎線のグリーン車でコンセントを利用した時は咎められなかったので、「昔は使えたのですがね。」と反論すると、「常磐線では当初よりご利用になれません。」と言われてしまいました。仕方がないのでコンセントを外しましたが、携帯のバッテリー容量も大分マシになったので善しとします。コンセントが使えないのでは平屋席にいても仕方がないので、眺望のよい二階席に移動します。暫くして頭上の着座ランプを見ると緑色になっていたので、気を効かせて再改札をせずにグリーンアテンダントが着座処理をしたのでしょう。土浦を過ぎると少し眠くなってきたので寝て、友部の手前あたりで目を覚ましました。私はこの列車を水戸まで乗りますが、友部から先は初乗車になります。しかしながら、アッと言わせるような景色もなく、眠い目を覚まさせたのは水戸駅手前で見たEF81型電気機関車の鮮やかな赤色でした。そうして水戸には8:00着。ここで水郡線の列車に乗り換えます。そして、やってしましました。昨日、食べた「ますのすし」の空き箱を常磐線の車内に忘れてきてしまったのです。私にとって「ますのすし」の空き箱は記念品ですが、車内清掃員から見ればゴミです。急いで引き返したら、ドアは既に閉まっており清掃員が掃除をしていました。しかし、私の座っていた席は掃除がまだらしかったので、窓のところに立っていて清掃員が来たところでボディランゲージを用いて取り返しました。冷や汗を掻いた一件でした。
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常磐線 E531系電車(上野で撮影)


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水戸駅近くに停車中のEF81型電気機関車


 水郡線常陸太田行きは8:17発。車両は比較的新しいキハE130系。車内はE231系などと同じ形と思われるボックスシートが備え付けられており、業務用と思しきコンセントもありましたが、こちらのコンセントには首都近郊のグリーン車とは異なり「業務用」のシールは貼りつけられておりませんでした。車窓はあまり覚えていません。常陸太田には8:51着。常陸太田で一旦改札を出、コンビニに立ち寄ります。コンビニは駅から若干離れた所にあるのですが、その途中の駅前で交差点全面が横断歩道のストライプという異色な光景を目撃。多分、車歩分離式の信号なのだとは思いますが、大胆極まりない光景でございました。
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水郡線 キハE130系気動車(常陸太田で撮影)


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常陸太田駅舎


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常陸太田駅前の横断歩道


 コンビニにてティラミスとドリンクを購入し、9:16発の列車で上菅谷まで戻り、9:30に到着。その後、いよいよ水郡線の本線に乗車となります。この駅で俳優の田山涼成に似た初老の紳士が話しかけてきて、その後の9:40発水郡線郡山行きの車内でも鉄道談議を続けました。そのおかげでryota氏に飽きると言われた水郡線の2時間半を退屈することは無かったのですが、車窓はあまり記憶にありません。川に沿って進んだことは覚えていますがね。それで雑談の内容と言えば、その紳士が若いころ千葉の方の列車区かなにかでアルバイトをしていたころの話が印象に残っています。気動車のエンジンの配置が今と昔とでは違うとか、自動車とぶつかった気動車の話とか、気動車のことを余り知らない私には勉強になりました。乗った列車は郡山行きなのですが、ryota氏と再会するために安積永盛にて紳士に別れのご挨拶をして、中途下車しました。ryota氏は後続の東北本線の列車でやって来て、車内で落ち合いました。ryota氏は禁煙時間帯に喫煙するマナーの悪い人々を大量に写真に収めたようで、ブログで公開すると意気込んでいたり、この列車の運転教官の注意の仕方がいやらしいとか仰られました。その後、郡山の駅に降り立ち、ryota氏のご尊父とお会いするのですが、それはまた次回で・・・・
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水郡線からの車窓


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東北本線 701系電車



 それでは・・・・
by sotechan | 2010-03-11 02:18 | 旅行
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